諦めなかった先のどんでん返し
二人目の妊娠を望んで何度か不妊治療を受けていました。前回、前々回と失敗に終わり、すでに42歳。今回は最後の挑戦で、これで無理なら年齢的にあきらめざるをえないところに来ていました。治療が終わると、あとは結果待ちです。最後の生理日から数え、ちょうど1か月後くらいに血液検査で結果をみることになります。私の生理周期は曖昧なもので、28日型とも30日型とも言えなく、28日経つ前に来たり、遅いと1か月+1週間くらい経ってからということもありました。とにかく、生理がきては妊娠不成立です。検査の結果、生理はまだきていなかったものの、高くなくてはいけない数値が低く、妊娠成立とはまだ言えないような状態でした。担当の先生に電話すると、とにかくホルモン投与を続け、また10日後に血液検査をしてとのこと。私は半ばあきらめつつ言われた通りにしました。しかし、1回目の血液検査から4日経ったころ、だいたい妊娠期間で言うと5週目に、出血がありました。あ、やっぱりだめだったんだ、と思いがっかりしましたが、次の検査で数値が0になるまではと必死でホルモン投与を続けました。その間、出血はほぼ毎日あるものの量は生理のようなものでは全然なく、1滴、2滴と数えられるくらいの少量のものだったので、以前失敗したときとはちょっと違うような気がしていました。すると、2回目の検査で数値が2桁も大きくなっていたのです。結果、私は妊娠していました。着床出血というものに対してほとんど知識がなかったこともあり、ほとんど諦めかけていたのでびっくりしました。そして、自分で判断してホルモン剤を途中でやめたりもしないで本当に良かったと思いました。
焦らず、そして決して勝手に判断せず、産婦人科と密に連絡をとりあうことが大切だと思いますので、信頼できるお医者様と精神的にも安心して妊活・出産に臨んでください。