予定日なのに子宮口3センチ以下

前日から酷い腰痛に襲われて、ほとんど寝れずに迎えた出産予定日。布団では体が沈むため痛みが増し、じっとしていられないので、リビングのフローリングの上にタオルを敷いて横になっていました。それでも3分と同じ姿勢は取れず、逆向きになったり、四つん這いになって夜を明かしました。あまりの痛みに「もしかしたら、私の陣痛は腰痛なのでは？」と考えてしまうほど。予定日当日と言うこともあり、病院を受診しました。内診の結果「子宮口、全然開いてないよ。3センチ以下かな。まだまだだよ」との事。モニターをつけても陣痛も来ておらず、結局様子見という事に。先生からは「子宮口が開いても、陣痛が来なければ出産できないし、その逆でも生まれないよ。初産だから時間はかかると思う。子宮口は開かせることはできないから、陣痛が起きるように頑張って動いてごらん」と言われました。助産師さんからも「お母さんは背が小さめだから、腰にすごい負担がかかっているかも。運動をして血の流れを良くすれば、腰痛も少しよくなるかもしれないし、陣痛もくるかも」と言われ、とにかく歩く事に。ただ、外は、真冬で寒かったですし、腰痛がひどく、何かにつかまりたくなった時に対応できないので、家の中でステッパーを踏む事にしました。頑張ってやっているつもりでしたが、1分間踏み続ける事もできないほどでした。毎日ほんの少しのステッパー運動、できる範囲のストレッチなどをし過ごしましたが、陣痛は来ず。予定日2日後にも受診しましたが結果は同じ。その段階で、バルーンと陣痛誘発剤を使っての出産の予約も取りました。バルーンでの出産に恐怖を感じ「これ以上痛いのは嫌だ」もう半ばヤケクソで「破水でもすればいい」と思いながら歯を食いしばり1時間かけて病院から家まで歩いて帰宅しましたが、腰痛が悪化しただけで、陣痛も破水も起こりませんでした。毎日ろくに眠れず、眠れないせいで食欲もわかず、1日1キロペースで体重が減っていきました。そして予定日を5日過ぎた日、横になっていたところ突然の破水。病院に行くと子宮口はやっと3センチ開いたところでした。陣痛促進剤を投与しつつ様子を見ていましたが、その後も破水が続き、結局緊急帝王切開での出産となりました。