焦らず赤ちゃんのタイミングを待つこと

「ウォーキングしたりスクワットしたりしないでね。赤ちゃんは運命の日に必ず産まれてくるから。」
それが私が出産した産婦人科の先生の口ぐせでした。里帰り出産だったので、転院した日からそういわれ続けていました。ネットで同じくらいの予定日のプレママさんたちは一生懸命ウォーキングなどしていて、ウォーキングが苦手の私は、正直「歩きたくないなぁ、憂鬱だなぁ」と思っていました。なので先生の言葉を聞いてラッキー！と思ったのが正直な感想です。ちなみに、ストレッチやヨガは好きだったので、ヨガのインストラクターさんに教えてもらったポーズを妊娠初期から毎朝毎晩やっていました。
予定日が明日という日（３９週６日）。検診ではまだまだだと言われ、気休めに初めて「陣痛ジンクス」を試してみました。これを食べたら（飲んだら）陣痛がくる、とネット上で噂されているものです。まずはオロナミンCを。カフェインが多いから赤ちゃんが刺激されて産まれてくるとか！？？…しかし我が子には効きませんでした。産まれるまでに２日に１本飲んでいましたが、逆にお腹の子が「元気ハツラツ」になり、とっても動き回っていました。
予定日から６日後（４０週６日）。この日の検診でも、張りは少し有るが子宮口がまだまだとのこと。このまま陣痛がこなければ６日後にバルーンを入れて促進剤を打って産ませましょうと言われ、急に焦りが…。出来たらお腹の子のタイミングで産まれてきてほしいし、なによりバルーン入れるのは怖すぎる！そこで、もうひとつ有名な陣痛ジンクス「焼肉」に挑戦！焼肉を食べたあとは、ショッピングセンターをグルグルとウィンドウショッピングしました。先生には怒られるかもしれないけど、結構歩きました。
そしてその翌日（４１週）。朝起きたら、おしるしが！それを確認した瞬間チョロっと破水まで。（この時点では少量すぎて破水なのか半信半疑でしたが、高位破水だったそうです）産院に向かう前に、毎日撮影していたお腹の写真を撮ると明らかに下がっていました。そして産院に向かう車内で少しずつ生理痛のような軽い痛みもついてきました。産院に到着したらあれよあれよと検査、入院、促進剤の投与…。その４時間後には元気な赤ちゃんが産まれました。朝起きてからあっという間の出来事でした。