今思えば前駆陣痛だったかも。
36週に入った時です。お腹の張りを頻繁に感じるようになりました。ただ痛みはあまりなく、お腹の下の方がピーンと伸びる感じでした。何か他の事をしていれば気にならない程度でしたね。何度か痛みは繰り返したものの、1〜2時間ごとくらいだったので、経産婦だった私は特に気にしないでいました。
ただ気になったのは、腰と脚の付け根の痛みでした。腰がズーンと重くなり、脚の付け根がつるような痛みがありました。お腹が大きいから体に負担がかかったのかな、なんて気楽に思っていたら、階段を上り下りするのが大変なほどの痛みになっていました。歩くのも小股でゆっくり足を進めるのがやっとくらいでした。常に腰がズーンと、脚の付け根がキリキリと、結局出産まで痛みがおさまることはなかったです。でも、動きがゆっくりになっただけで、普段の生活と変わりなく過ごすことができました。
37週に入っても同じような症状が続きましたが、不規則な痛みだったので様子をみていました。37週と6日、朝起きると少量の出血がありました。″おしるし″だとすぐにわかりました。そのあと、お腹の痛みが始まったのですが、36週で感じたものとは違い、今回はキューッとお腹が縮むような痛さでした。時間を計ってみると20分間隔で規則的に痛みがきたので、本陣痛だと確信しました。腰と脚の付け根の痛みはそのままありました。その後15分間隔にお腹が痛くなったので産婦人科に連絡し、経産婦だったこともあり、すぐに来てくださいと言われました。
今思えば、36週で感じたお腹の張り、腰と脚の付け根の痛みは、前駆陣痛だったのかなと思います。
とにかく冷静でいることです。初産婦さんは前駆陣痛と本陣痛との違いがわかりにくいと思いますが(経産婦でもわからないこともありますが)、痛みを感じたらまず時計を見るクセをつけるとよいと思います。本陣痛は必ず規則的に痛みがやってきます。また、陣痛がきたからといってすぐにお産が始まるのはまれなので、産婦人科やタクシー会社に連絡がとれるようにしておいたり、おしるしや破水など他に変化がないか確認したりすることも大事だと思います。