微弱過ぎる前駆陣痛〜出産〜
どこからどこまでが「前駆陣痛」と言えるのかは不透明ですが、私の体験した陣痛をお話します。
里帰り出産だったので、32週には実家へ帰っていました。まだまだ9ヶ月に入ったところで、自他共に認める健康優良児な私は予定日まで産まれないと確信していました。
今思えば何を確信して過ごしていたのか分かりませんが…。
無事10ヶ月(37週)に入り、週末の休みには主人も会いにきてくれて、夕食を食べに出ていました。
38週の夕食を食べて車で実家へ帰ろうと助手席に乗って数分後、左腹付近に激痛が走りました。
あまりに痛くて「痛いっ!!」と叫んで反り返っていまして。
主人もそれはそれは驚いて「きたん?」と心配していました。
その激痛は1分ほどのことでしたし、破水等も感じられなかったのでとりあえず実家に帰りゆっくりと過ごしていました。
その3日後位にも横になってテレビを見ていると、激痛ではありませんが「あたた…」となんか痛いかな?という感覚で陣痛を疑いました。
それも数分で終わりました。
それからは大人しいもので、出産予定日を迎えてしまいました。
予想していた通りになり、あの痛みはなんだったのか?
覚悟を決めてどんと来い!と思っていたのになかなか赤ちゃんは出たがりませんでした。
予定日を過ぎて、促進剤での出産を勧められ点滴しましたが、本当に微弱な陣痛で頑固にも赤ちゃんは子宮口を開けてくれませんでした。
先生がバルーンを使い、開けていましたが、痛いだけで強固に開いてくれません。
結局2週間過ぎてしまい、42週に帝王切開での出産に切り替わりました。
どんなに手を尽くしても出ない時は出ないんだと体験しました。
産まれた娘は甘えん坊のママっ子です。元気に生まれてくれたら出産方法なんて何でもいいんですけどね。
なかなか出てこようとしない頃、夜になると聞こえてくる新生児の泣き声に早く会いたくて涙を流していました。
そんな時に助産師さんに「終わりのない出産はないよ。遅かれ早かれ必ず会えるからね。」と言われたことがとても心に響きました。
早く会いたいばかりに泣くなんて、今思えばホルモンバランスとしか言いようがないです。
もうすぐママになるお母さん!必ず会えます!ゆっくりとその時を楽しみに待ちましょうね(笑)