前駆陣痛で焦ったときの事
私は切迫早産で30週から36週まで入院しておりお腹の張りも毎日感じていて産婦人科の先生からも時々痛みが伴うのは前駆陣痛だからだといわれていました。その頃はまだ微弱な痛みを伴う程度だったためこれが前駆陣痛なのだと思い込んでいたのです。36週に入り一度家に帰りたいと相談し退院させてもらい家に帰宅しました。36週4日目のことでした。退院の日はいつもよりも痛みを感じる前駆陣痛が10分おきの感覚で来ていましたが帰宅して1日は同じ感覚で同じ痛みだったのですが、36週6日目の夜は5分おきに腰から下が抜け落ちてしまうのではないかという激しい痛みを感じ、その感覚も3分おきまで短くなり今までの軽い前駆陣痛からは想像もつかないような痛みだったので本陣痛が来たと思い病院に電話をし救急外来へと駆け込みました。23時頃から分娩室で横になり痛みがさらに強くなったり感覚が強くなったら教えてといわれてこの痛みが本陣痛ではないことに気付いたんです。こんなにいたいのに本陣痛は一体どんな痛みなのと恐怖にも襲われましたが、2時間後には痛みも治まってしまい結局その日は本陣痛が来ることもなく帰宅しました。37週0日になった日の正午から夜にかけて前日よりも激しい痛みを感じ5分3分2分と間隔もどんどん短くなっていきましたが、前の日のことを思い出しまた前駆陣痛かもと病院が遠いこともあり9時間も我慢をしてしまったのです。そのうち経っていられなくなりうずくまった状態でトイレに行くと大量のおしるしがあり今回こそ本陣痛だと気付き病院へいくとほぼ子宮口が開いていて1時間足らずでの出産となりました。
初めての妊娠はわからないことだらけで前駆陣痛もどんなものか想像がつかない人も多いでしょうし、私のように勘違いして病院に行ったり、もう勘違いはしたくないと本陣痛を前駆陣痛だと思い込んで長時間我慢してしまうようなことがあるかもしれません。私は子供が出にくい方向を向いてくれていたので病院まで間に合たのですがもう少し我慢していたら家か車の中での出産になったかもと言われてとても怖くなったのでもしかしてそうかもと思ったら自分で考えるよりも病院にすぐに連絡して相談した方が良いと今回の体験で実感しました。