妊娠初期の出血の体験談

病院で妊娠と分かった次の日に、出血

出血が起こったのは妊娠6週1日の夜でした。

スーパーにて買い物をし、帰りの車に乗り込んだ瞬間に下腹部にチクチクと痛みが走り、出血したような感覚がありました。10分ほどで家へ帰り着き確認すると、それほど多くはありませんが、ズボンに少し滲み出てくる程度の出血量でした(ショーツの上にもう1枚インナーを履いていました)。色は真っ赤な鮮血でした。


初めての妊娠、初めての検診が前日だった為、初期で流れてしまったのだと半分諦めていました。ネットで調べてみるともしかしたら大丈夫かも…というわずかな期待をしつつ、夜だった為その日は安静にして翌朝病院へ向かいました。


診断の結果、まだ赤ちゃんは無事だということが分かりました。切迫流産の恐れがあるということで、食事とトイレ以外は寝ているようにと「絶対安静」の指示がありました。また、ダクチルという流早産防止剤を処方されました。


経過ですが、鮮血はあの晩の1度だけで、その後は1週間ほどかけて茶色いおりものが徐々に普通の色に戻って行きました。診断されてから1週間半経った時再度受診しましたが、無事に正常な状態へ戻ったのが確認され一安心となりました。


実感としては、出血をしてから2週間ほどは生理が始まりそうな、お腹の中のダムが決壊しそうな嫌な感覚がずっと続いていました。危ない状態は意外に自分で分かるものなのかな、と思いました。

後輩ママへのアドバイス

妊娠初期の出血、流産は、お母さんの問題ではなく染色体の問題なのでどうにもできないとおっしゃるお医者様もいらっしゃるようです。その場合は「安静にするのは無意味」「普通に生活して問題なし」と診断されるそうですが、私は出来るなら安静にしていた方がいいと思います。万が一また出血をしてしまったり、残念ながら流産となってしまったとしても「できることはやった」と少しは気持ちの面で楽だと思います。そして動いた末の残念な結果となってしまった時、自分を責めてしまうかもしれません。中には働いて休めないママもいるでしょう。そんな中でも、赤ちゃんと自分自身を守れるのはやはり自分です。どんな結果になっても、後悔しないような選択ができたらと思います。

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