無縁だと思っていた切迫流産

それは12月後半の妊娠11週のことでした。比較的つわりが軽かった私は仕事を休むこともなく、休日には家族や友人とよく出かけていました。年末の最終出勤日を終えた翌日のとても冷えた日、ニットワンピとタイツをはいて、ダウンコートを羽織り電車で出かけたのですが、その翌朝、パンツに赤い点のようなものが・・・。

ネットで検索すると、「妊娠初期は子宮が大きくなるにつれて出血することもあります。」と書かれていたので、普通のことかと安心していたのですが、それを母に伝えると、すぐにでも産婦人科に行きなさい、と強く言われました。年末でしたが何とかまだ営業していた日だったので、当日向かいました。

さて、産婦人科について、担当医に微小量の出血をした旨を伝えると、すぐ内診に。そして診断されたのが胎盤剥離による切迫流産でした。その後おりもの止めの薬を注入されました。

内診後の担当医との話の際、「このまま胎盤剥離が進むと流産になるよ。年末年始は安静に。」と一言。いきなり言われた流産という言葉にびっくりしたのか、担当医と看護師さんの前でボロボロ泣いてしまいました。

そして2週間分の張り止めの薬（ダクチル）を1日3回食後に飲むようにと処方いただきました。

それからの年末年始のお休み中はずっとベッドで横になっていました。自宅安静と言われていたので、お風呂も2日に1度シャワーを浴びる程度にしました。主人には本当に申し訳なかったのですが「寝ていることが赤ちゃんのため。今はこれが〇〇の仕事だよ」と言ってくれて感謝。

その後、正月明け4日の仕事帰りに経過観察で再診。そしてまだまだ微量に出血しているとのこと。ただ、血はパンツにつかない程度だったので、少しだけホッとしましたが、通勤等でひどくなることを恐れ、2週間休ませていただくことにしました。

2週間後再診してもらうと、もう出血は収まったよう。担当医にも仕事をして問題はないと言われたので、29週になった今でも仕事は続けています。

ただ、子宮頸管長が少々短いため、今はウテメリンという張り止めを服用しています。