内診グリグリがきっかけで破水し、陣痛開始

私は妊娠40週の妊婦健診の時に内診グリグリをされました。もういつ産まれても大丈夫な時です。

私はもともと切迫早産気味でウテメリンを飲んでいて、34週くらいにはすでに赤ちゃんが下の方に下がってきているということで、自宅安静を言い渡されていました。37週に入りその安静が解け、もうすぐにでも生まれるかと思っていたら、意外にも赤ちゃんはお腹に長くいたかったようでなかなか陣痛はきませんでした。前駆陣痛はありましたが、本陣痛にはつながらない、そんな毎日を過ごして40週目に入ったわけです。

内診グリグリを受ける時の健診では、いつものように少しお医者さんと話し、じゃあ内診しましょうね、という流れで内診台へ向かいました。

「ちょっと中触りますね〜」と先生が言って内診されたのですが、これがいわゆる内診グリグリというやつだったんでしょう、いつもより指がグリグリと動いていて、何か壁から剥がすような動作でした。そんなに痛いとは思わなかったですが、んーいつもより痛いな？！という感じでした。あとから、これは内診グリグリだったのだとわかりました。特にそのグリグリについては説明されることはなく、終わったあとに「ちょっと出血するかもしれないけどそれは膜が剥がれてるってことだから大丈夫」というようなことを言われた覚えがあります。

そしてその健診後からだんだんとお腹が痛くなり、前駆陣痛だなと思いました。ですが夜までは重い生理痛のような感じが続き、定期的なお腹の張りもなかったです。しかし0時ごろ布団に横になっていたらいきなり破水し、その量の多さに驚き、すぐに病院に電話し車で向かいました。破水した時はなるべく動いてはいけないので、病院についたらすぐ車椅子でした。そしてそこから3時間後に本陣痛が始まり、同じ日の朝に出産しました。

きっと、健診での内診グリグリが効いてその日に破水し、陣痛が来たのだと思います。あのグリグリをした先生は的確に出産へと導いてくれたと、今になって思います。