今日は困るのに!!予告なしの内診グリグリ
次女の出産予定日まで、あと1週間という日の検診でした。
「赤ちゃんが3000g超えてるねえ・・・」
先生が険しい顔で言います。
この産院は、体重管理が厳しいことで有名。
特に、私のように身長150センチほどの妊婦は、2500g~2800gで赤ちゃんを出産するのが理想、というお考えなのです。
「早く出したいねえ・・・」
先生の考えとは裏腹、私はそれほど気になっておらず、むしろ赤ちゃんの成長は止めようがないですから、「えへへ・・」と笑ってごまかしていました。
「ちょっと内診、上がってくれる?」
言われるままに内診台に向かうと、
「ちょっと痛いですよ」
「えっ?!」
突然始まる内診グリグリ!
聞いてないよ~(泣)
さすがにズキズキというか、ズーンとした刺激で痛かったですが、すぐに終わりました。
「今晩か明日には、陣痛来てくれるといいね」
と言われましたが、
(それはまずい!)
と私は思っていました。
なぜならその日は、ひな祭り前日。
先生の言うとおりのタイミングで陣痛が来ると、確実にひな祭り生まれです。
が、うちにはすでに『雛』の文字を持った長女がいるため(しかも3月生まれでもない)ひな祭りの明日は、男の子が産まれても、女の子が産まれても、非常に不自然になってしまうのです!
どうしよう!
先生の願いと裏腹、(まだ来ないで!)と願いながら、その日は過ごしました。
夜中12時ごろ、複数回お腹の張りを感じ、ドキドキしながら間隔を測りましたが、不規則かつ弱いものだったので、どうやら前駆陣痛だったようです。
内診後の出血も無く、本陣痛が来たのは、それから3日後のことでした。
内診グリグリの刺激より、親の願いを優先して産まれてくれた次女でした。
内診グリグリ、人によって感じた方も違うと思いますし、先生によってもまた違うと思いますが、
私のイメージよりは痛くなかったです。
グリグリ後、数時間で陣痛が来たという方もいらっしゃいますが、
私のように、グリグリが効かない人もいるようですね。