どうか…この痛みが陣痛に繋がりますように

何の兆候もなく出産予定日を迎え、前駆陣痛は感じるものの産まれる気配はなし…。“出産は赤ちゃんのタイミングで”と頭では分かっているものの『どう？産まれそう？』という周りからのプレッシャーに焦る日々を過ごしていました。
40週2日の検診で、『子宮口は2センチくらい開いていて、頭も下がってきているから順調だけど、赤ちゃんの頭が思ったよりがっちりしているから(男の子だからかな？)このままでは産まれてこない。今から子宮口を刺激して陣痛を起こしやすくし、強い力で子宮を収縮させることによって、赤ちゃんの大きな頭が出やすくなるお手伝いをしますね』と言われました。二人目の出産なので、内診グリグリが痛いことはもちろん知っていましたが、早く会いたい気持ちが強く『お願いします！』といって覚悟しました。強い力でグリグリ～と子宮口を押されます。ドスっと鈍器で叩かれているような痛みです。せっかく我慢したんだから、陣痛に繋がって欲しいと祈る気持ちでそのままドライブに行きました。なぜドライブかというと、車の揺れによってお腹が張り陣痛に繋がりやすくなると助産師さんに聞いたことがあったからです。その日は、いつもより強い張りが10分毎にあり期待していましたが、夜中になる頃には強い張りがなくなり、いつもの不規則に感じる弱い張りに戻ってしまいました。
結局内診グリグリはこの1回で、残念ながら陣痛には繋がりませんでした。