壮絶な痛みのグリグリ
内診は、全部で4回経験しました。1回目は、39週の妊婦健診の時です。モニターに映し出されるそうで、じっと見ていましたが、先生が「赤ちゃんの頭だよ」と言って説明してくれました。「子宮口ががっちり閉じてるね、全然降りてきてないね。」と言われて、刺激されるのかとドキドキしていましたが、特に痛みはなく診察も終わりました。予定日が過ぎた妊娠41週の時も妊婦健診で内診でした。さすがに予定日を過ぎたのでまた刺激されるかと思いましたがその日も痛むようなグリグリはなく終了しました。41週5日でバルーンを挿入して入院し、翌日から促進剤を打ちました。一日がんばりましたがまだ子宮口が開かずに断念しました。また翌日42週に入った日、朝から陣痛促進剤を打ち、陣痛が3分間隔になってきて、内診がありました。「あんまり開いてないね。」と言われながら、グリグリでした。指を奥の方に突っ込まれて押し広げられる感じでした。痛すぎて声が出ませんでした。それから2時間くらいたち、そろそろ促進剤の使用も限界の時間が近づいていました。まだ子宮口5㎝開大と言われ、内診グリグリでした。無理やりこじ開けられ、7㎝まで開きましたが10㎝にならないとだめだ、と言われました。陣痛の痛みも本当にきつかったのですが、グリグリの痛みは過去最強クラスで、最後のグリグリの時は涙が出ましたし、絶叫しました。かなり出血もしていたようで気も滅入りました。その後は促進剤も打つのをやめたのですが、グリグリが痛すぎたせいか、気分が悪くなり嘔吐しました。
私がお世話になった産婦人科は、妊婦健診の時は内診はありましたが、産まれる気配がなくても強くグリグリされることはありませんでした。予定日が過ぎても待ってくれるお医者さんでした。なるべく自然の力で、と思っていてくれていたのだと思います。子宮口が頑丈と言われた方は、もう仕方ないと考えて、心の準備をするしかないのかもしれません。かなり痛いですが、赤ちゃんが無事産まれてくる事が一番なので、何とでもなります。