出産本番
その日は朝、何故か早起きで、お腹がじくじく痛んで、ああ、これはきたかも。と、思って間隔を計っていたら、5~7分。
目を見開いて驚きましたが、まだ大丈夫かなと思って、家族が起きてくるまで待っていました(里帰り出産でした)
ぽつぽつ、親や子供達が起きてきて、お腹痛いんだよねと話していて、改めて間隔を計ってみたら、3~5分。
驚いて、どうするどうすると忙しくなる母親と、そこまで痛くないので間隔は短いけどまだ大丈夫と言う私と、温度差がありましたが、何かあってからでは困ると言われて病院に電話することに。
電話口でも、看護師さんが「痛みがそんなにないなら・・・」とは言われたけれど「不安なら着ていいよ」とも言われたので、「行きなさい」と母に言われて行くことに。
お世話になっている身としては、従わないわけにはいきませんので。
その後、病院には行ったけれども、子宮口は2センチ程(前日に健診だったのですが、開いていませんでした)
昼から夕方頃かなぁとは言われましたが、そこから子宮口は開くことはなく、陣痛も痛みが薄らいでいきました。ただ、間隔はずっと3~5分でした。
一時帰宅の案が出始めたころ、夕方から、突如として陣痛がはっきりと痛みだしました。
そこから、子宮口がどんどん開き、夜には全開になりました。
その病院では、いよいよいきもうかという位になると、分娩室に移動します。
もちろん、病室から歩いていきます。
最初の子の時は、たった数メートルの距離が地獄のようでした。
三人目の時は、分娩室までちゃんと歩いていって、自分で分娩台に乗りました。
ささっと乗ってしまったので、看護師さんや助産師さんには、まだ大丈夫そうね、とか言われた記憶があります。
ただ、座って落ち着いて安心してホッとしたせいか、そこから一気にいきみが始まりました。
ただ、いきんでる最中も、いきみの間の休んでる時には、話す余裕はありました。
助産師さんに、「頭見えてますか?」とか聞いたなぁ。
その後、上手にいきめたのか、スポンと産まれました。
三人目は分娩中も終始落ち着いてすることができました。
陣痛は確かに痛いし、初めての方には出産も未知のものだとは思うけれども、陣痛も出産の痛みも、お腹の赤ちゃんが頑張っている証拠です。
赤ちゃんもお母さんも、お互い会えるその時の為に、頑張ってください。