長く苦しい陣痛、あっという間の出産
40週2日で破水し18時間後、昼食を食べ始めてすぐに陣痛が始まりました。生理痛のような鈍痛が襲ってきて昼食を食べることができなくなりました。今思えば、最後の食事になったのでしっかり食べて力を付けておけばよかったです。モニターを付けると既に5分間隔。ただ、内診ではまだ4㎝ほどでした。まだ深呼吸すれば痛みは逃すことができ、数時間は穏やかに乗り切ることができましたが、夕方になり子宮口が7,8cmになっているにも関わらず赤ちゃんがなかなか下りてこず、陣痛の間隔も短くなってきたのでとても辛かったです。なかなか降りてこないので、痛みが来たタイミングでいきんでと言われ、陣痛室で何度もいきみましたが全く効果がなく、何時間も苦しめられました。夕飯の時間になりましたがもちろん食べる余裕もなく、においを嗅ぐだけで吐き気がしたので下げてもらいました。2月の出産でしたが、とにかく暑くて冷房を入れるほど・・・。付添ってくれた母は凍える寒さだったと後から行っていました。陣痛が1分間隔になって、常に痛くて苦しくてもまだ分娩室に連れて行ってもらえず、貧血で倒れそうになりました。とにかく痛くて眠かったです。陣痛が始まって11時間後、助産師さんにトイレでいきんでくるよう言われ、陣痛が来たタイミングでいきむと、明らかに骨盤に何かがはまった感じがあり、違和感があるまま陣痛室に戻り、降りてきた気がすると助産師さんに告げ、触ってもらうと赤ちゃんの頭がそこにありました。歩いている場合ではなかったので、車いすで分娩室に運ばれ、なんとか自力で分娩台に上がり、あわただしく分娩の準備が行われ、日曜日の夜中の出産で、主治医の到着まで耐えられるか!?という中、「産道で赤ちゃんを行き来させたたら、会陰切開せずに傷も小さくてすむからね」という助産師さんのアドバイスを受け、深呼吸で行き見逃しをし、医師が到着してから10分後、1回のいきみで産まれてきました。分娩室に入ってからは20分でした。実際に会陰切開することなく、3900gの大きな赤ちゃんを出産しました。
トイレに座る体勢でいきむと降りてきやすいみたいで、実際私もその方法で赤ちゃんが下りてきました。会陰切開が本当に怖かったのですが、医師がすぐに来られなかった事で徐々に子宮口を伸ばすことができ、傷が小さくすみました。陣痛は本当に痛くていつ終わるのか・・・と心が折れそうになりますが、終わりは来るので、赤ちゃんとの対面を楽しみに乗り切ってください!