出産当日(陣痛〜分娩まで)の体験談

逆子がなおらずまさかの帝王切開へ

私の出産は、自分でも思いもしなかった帝王切開でした。
ずーっと逆子でなおらなかったため、38週6日目に手術となりました。
前日の午後から入院し、午後6時の食事、飲みものは午後9時まででそれ以降は何も口にはしませんでした。
当日は、午後12時手術開始予定が、朝9時の先生の回診でまさかの10時開始に変更になりました。
理由は手術室が空いてるし、麻酔科の先生も大丈夫みたいだから、と。
母は朝から付き添ってくれていましたが、慌てて主人に電話して、病院に来てもらいました。
心の準備ができないまま看護師さんに手術室にて連れていかれました。
入り口で、母と主人とハグをしていざ中へ。名前と生年月日を聞かれ、頭にキャップをして手術台へ。
広い部屋の真ん中によくドラマで見たことのある台があり、そこに横になりました。
すぐに麻酔が始まりましたが、脊髄に刺すのが痛くて、何回かやり直しに。
動かないで!と言われましたが、痛すぎて看護師さんに押さえつけられながらなんとか打ってもらいました。
そこから産婦人科の先生と、もう1人の先生が来て、手術開始です。
アイスノンで感覚があるか確認され、ないことがわかるとカチャカチャと始まりました。
最初は切られてる感じも全くありませんでしたが、赤ちゃんが出る前にぐーっと押される感覚があり、ようやく我が子と対面出来ました。
電気でまぶしそうに目をつむっていましたが、声をかけると一生懸命こちらを見ようとしてくれて、初めて目があったあの瞬間はいまでも忘れられません。
赤ちゃんは、そのまま洗われて、外にいる主人たちのもとへ。
私はそのあとは、お腹を押されたりで気持ち悪くなり、麻酔を強めにいれてもらいました。
赤ちゃんが出てから1時間くらいしてから手術が終わり、病室へ。
母や義母がある手術室前で待っていてくれて、2人の顔を見たときは、思わず涙が出ました。
病院に入ると、主人と看護師さんと赤ちゃんがやって来てくれて、ベッド上で添い寝しました。
そのあとの傷の痛さはなかなかのものでしたが、無事に産まれてくれて、感動した出産でした。

後輩ママへのアドバイス

自然分娩ではなく、帝王切開でしたが、それでも命をかけた同じ出産です。
術後は傷の回復まで痛みがなかなか消えませんでしたが、3日もすればあまり気にならなくなります。
傷跡も勲章だと誇りに思います。
なのでどっちの出産にしろ、母子ともに健康安全なお産が出来るのが一番です。
女性は強いなぁと自分のお産で強く感じました。
みんなで子育てがんばりましょう!

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