出産当日(陣痛〜分娩まで)の体験談

笑いと感動の出産でした。

出産当日は、幼稚園の娘の遠足の日でした。前日の夕方から、何度かズズーンと痛みがあり、もしかしたらと思っていました。朝6時半頃、お弁当を作っていると段々痛みが強くなってきて、イタタタタ…と言いながら、休み休み玉子焼きを焼いていました。なんとかお弁当を詰め終わって「多分産まれそう」と言うと、主人が慌てて時間を計ってくれて、15分間隔になったところで病院に電話しました。8時50分頃診察していただき、「子宮口3センチですね、このまま入院しましょう。」と言われました。分娩室の向かいの部屋で過ごすことになり、分娩衣に着替えました。助産婦さんが私の足が冷たい事に気付いて、足湯を準備してくださいました。少し熱めのお湯の中で足をマッサージしていただいたのですが、とても体が温まって良かったです。その後おなかに機会を付けた状態で横になっていました。最初は冗談を言ったりする余裕がありましたが、段々痛みが強くなってくると、助産婦さんがずっとついていて下さって、陣痛が来ると腰を押して痛みを抜いてくれたり、呼吸の仕方を教えてくれたりして、長く辛い陣痛を和らげてくれました。破水して陣痛がピークになって来たところで、陣痛の間に分娩室へ移動して、分娩台にのりました。助産婦さんが手際よく準備してくださり、赤ちゃんの頭が出て来ると、「頭大きい!大きいよー!」と助産婦さんが驚いて笑うので、可笑しくなって私も笑えてしまいました。午後1時28分、3938gの大きな赤ちゃんを出産しました。妊娠40週4日でした。妊娠初期の診察で双子かもと言われたことがあり、結局1人だったのですが、胎盤は双子用だったようで、受け皿に入りきらないほどの立派な胎盤でした。助産婦さんも「20数年で初めてこんなに大きな胎盤を見ました!」と驚いていました。当日は立会できない主人の代わりに助産婦さんの1人がビデオまで撮ってくださり、至れり尽くせりでした。助産婦さんに、とても上手な出産だったと褒めていただいて、自分を誇らしく感じました。大きくて可愛い息子に会えて、無事に産まれてくれた事に感動した出産でした。

後輩ママへのアドバイス

出産当日は、とにかく経験豊富な助産婦さんに助けていただく!それが一番いいと思います。安心できます。1人目の産院では、陣痛の間は助産婦さんがついてくれず、痛みがくると母と主人が交代で腰をマッサージしてくれました。微弱陣痛で長かったので、二人とも腕が筋肉痛になるほどで、私も腰の擦られすぎて皮膚が痛むほどでした。3人目と今回は同じ産院ですが、陣痛の時から助産婦さんがついてくれて、陣痛の痛みを和らげるのがとても上手で、無駄に体力を使うことなく、分娩に集中できたと思います。出産はとにかく痛み、不安、疲れ、自分との闘いですが、妊娠中から助産婦さんとの信頼関係が築けていると、頼っていけるし助けていただけると思います。私もたくさん助けていただいて心強く、有り難かったです。

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