出産当日(陣痛〜分娩まで)の体験談

やっと出せる!

1人目のときは、予定日より1日早く産まれたので、2人目もきっと予定日より早いだろうなと思っていました。予定日はお盆過ぎ。ただ、お盆の真っ只中だと、入院費もかかるので…お盆が明けてから産まれてきてね〜といつも話しかけていました。
お盆に入って、おしるしがあったり、前駆陣痛があったりで、そろそろだなと思っていた、お盆明け1日目。破水しました。産婦人科に連絡し、すぐに来るように言われたので、入院の準備をして病院へ向かいました。1人目のときは、陣痛からだったので、病院へ向かってるときは、痛みに耐えるのに必死だったのに対し、今回は、痛みは全くなかったので、母と笑っておしゃべりできるほど余裕がありました。
病院に着き、診察をしてもらったら、やはり破水していました。そのまま入院し、朝方の5時頃から、陣痛がきて、お腹がキューっと痛み出しました。そんなに強い痛みもなく、30分間隔くらいでした。
それから約1時間半後、いきなり痛みが強くなり、痛みの感覚も10分おきになり、すぐにナースコールしました。だいぶ下がってきているとのことで、それからは助産師さんに付いててもらい、痛みが来るたびに腰をさすってもらいました。子宮口は少しずつ開いてきているようでした。
1人目の時と同様、陣痛の痛みは、生理痛を何倍も痛くしたような痛みでした。もともと私は、生理痛とはほとんど縁がなかったので、これがとても痛かったです。ウンチが出そうな感覚で、おしりに力を入れて、いきみたいのをグッと我慢するような感じでした。
10分おきになって、1時間後、痛みに耐えながら子宮口が全開と言ってる声が聞こえ、分娩室へ移動しました。
分娩室に移動して、看護師さん達の出産の準備が終わったらすぐに、もう、いきんでいいですよと言われました。「やっと出せる!」言い方は悪いですが、痛くて痛くて早く出して楽になりたい、そんな気持ちでした。
陣痛がきたらいきんでください。長く深く息を吐きながらいきむように。と言われました。ゆっくりとした呼吸をしないと、赤ちゃんに酸素がいかず苦しいからね、と。何度か陣痛がきて、いきんでを繰り返しました。陣痛がおさまったら、力を抜くようにと、優しく、無理のないゆっくりとしたペースで、お産が進んでいきました。いきんだ後、力が入っていたようで、手足が痺れた感覚がありました。
分娩室に移動して、30分後。もう頭が見えてきていますよ〜。頑張れ〜と先生も助産師さんも声をかけてくださいました。いきんでいたら、スルッと出てくる感覚がありました。赤ちゃんが出てくるときは、そんなに痛みはありませんでした。あぁ、産まれた…元気に泣いてくれてる。予定日より3日早く、元気な女の子を出産しました。
傷口が少し裂けていたようで、縫合してもらいました。これがまたビクッとなるような痛みでした。
陣痛が10分おきになってから家族に連絡したので、家族は誰も立ち会いに間に合わず、寂しい出産でしたが、家族が来るまでの間、赤ちゃんと2人で並んで横になって、とても穏やかな時間を過ごせました。

後輩ママへのアドバイス

人それぞれだとは思いますが、私は、赤ちゃんが出てくるときより、陣痛に耐えることの方が、痛かったです。
赤ちゃんが苦しくならないように、お母さんがゆっくりとした呼吸をすることが大事なので、出産前からイメージしておくといいと思います。

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