出産当日(陣痛〜分娩まで)の体験談

バチンッという音から始まったスピード出産でした。

36週4日目の朝方、ばちんっと音がして目が覚めるとズボンが濡れている感覚があり、破水だと気付きました。急いで寝ていた主人を起こし、病院に電話を掛けるとすぐに来てくれという事なので準備をしました。まだ陣痛が始まっていなかったので、結構余裕もありました。行きの車内では両方の実家にも今から産んでくるー!なんて明るく電話していたくらいでした。15分くらいの道のりで、飲み物と朝ごはんを買っていなかった事を思い出して途中コンビニに寄っている時にズキズキとお腹が痛くなって来始めました。病院に着くとモニターをつけられて子宮口を見られました。陣痛の間隔は7分くらいで、子宮口は2センチ開いていました。最後の検診で2センチ開いていたことと、陣痛の痛みがまだ弱かったこともあって、初産だし夕方頃には産まれるかもね、と言われて気が遠くなった事を覚えています。立ってみたら早まるかもと言われて試してみると、その瞬間から腰にズキズキとした痛みとお腹の張りが来てすぐに横になると、その時点で7センチまで開きました。そこから2回ほど陣痛が来た後に、今までに無い声が漏れてしまう程の痛みを感じました。主人が急いでナースコールを押すと、全開大であっという間に分娩室へ向かいました。陣痛に合わせて力んでいる間に、点滴を刺されていたのですが、血管が取れなくて何回も何人の人にも失敗されました。
いきむ時に、助産師さんが肛門を押さえてくれたのですが、それがすごくいきみやすかったです。主人も飲み物のサポートや、声かけをしてくれてすごく支えになりました。助産師さん達も励ましてくれたり、明るい雰囲気を作ってくれたり安心させてくれました。痛い中でも、自分の様子を冷静に感じる事もあって、主人がサポートしてくれた時にはその都度ありがとう、と言うのを忘れないようにしていました。頭が出てきた頃くらいに、股に挟まっている感覚があって、それを主人に実況したり助産師さんに確認したりする余裕もありました。最後は、陣痛の波も無視してもうちょっといきんでー!と言われてどぅるんっと産まれてきました。産まれたーと思った瞬間には主人の泣き声が聞こえてきて一気に冷静になって泣かなかったのもいい思い出の1つだと思います。陣痛時間も含めて2時間ちょいの出産でしたが、この短い時間の中にたくさん思い出が詰まっていて、一生忘れる事はないだろうなと思います。

後輩ママへのアドバイス

出産が近づいてくると、楽しみや期待と同時に不安も大きくなると思います。でも過ぎてしまうと陣痛や出産、後陣痛の痛みは一瞬で忘れて、可愛い我が子との生活に毎日忙しくなります。一瞬の痛みへの恐怖より、その後の赤ちゃんとの楽しい生活を思い浮かべて乗り切ってください。

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