出産当日(陣痛〜分娩まで)の体験談

いろいろな痛みと戦った9時間

出産予定日4日前(妊娠39週)の深夜から前駆陣痛のようなものがありましたが、朝には治まってしまいました。翌日も深夜から30分間隔で陣痛がありましたが、前日のこともあるので様子を見ていたところ、徐々に間隔が短くなっていき、朝にトイレに行った際に破水しました。すぐには止まらず、股にタオルを挟みながら病院や陣痛タクシーを事前登録していた会社に連絡をしました。その間にベッドでまた破水しました。タクシーはすぐに来たのですが、朝の通勤ラッシュに巻き込まれ、病院まで車で15分の道のりが遠く感じられました。
病院へ到着すると陣痛室は満床で、子宮口の開き具合から私が一番に生まれるであろうとのことですぐに分娩台へ乗ることになりました。分娩台は高く、簡単には上り下りができない状態で歩くこともできず、ただただ、横になったり正座をしたりして陣痛を乗り切りました。
子宮口が全開になったところで出産準備にうつりましたが、陣痛の間に体力は消耗しており、加えて途中で持病の腰痛が悪化していきめなくなりました。そこに医師がかけつけ、「あと3回いきんで!」など具体的な指示を出してくれたので陣痛促進剤を使わずに済みました。最後は看護師がお腹に乗って押し出し、医師が膣口を広げての出産でした。分娩時間は9時間でしたが、いろいろな痛みに耐えており、とても長い時間に感じました。
出てきた赤ちゃんは泣きもせず、カンガルーケアを行う予定がすぐに別室につれていかれました。ド近眼でよく見えなかったのですが、体が紫っぽかったように思いました。首にへその緒が軽く巻き付いていたとのことで、看護師に処置してもらった後に小さな産声を上げました。

後輩ママへのアドバイス

出産時はどこで何が起きるかわからないので、事前に家族と一緒にシミュレーションをしておくといざというときに落ち着いて対処ができると思います。腰痛持ちなどで体に負担がかかるような場合は、無痛分娩も選択肢としてありかと思います。

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