出産当日(陣痛〜分娩まで)の体験談

破水~陣痛~促進剤

上の子がまだ一歳半だったので、実家にお世話になるため里帰り出産を予定していました。38週7日の午前2時頃、夜中にふと目が覚めたとき尿漏れのような感覚が。「ん?」と思いトイレへ向かい便器に座ると、またチョロチョロと水が出てきました。長女の出産のときは破水からの出産ではなかったのでこれが破水なのか最初は分かりませんでしたが、その後も少し体勢を変える度チョロチョロと水が出てくるため、「これは破水だ!」と確信しました。
すぐに病院に連絡すると「すぐに来てください」とのこと。長女は眠っていたのでそのまま母にお願いして、たまたま父が不在だったため一人でタクシーで病院まで向かいました。こんなこともあろうかと、事前に出産予定日や病院を伝えておくとすぐ病院へ連れていってくれる「陣痛タクシー」に登録していたので、病院到着までもとても安心して向かうことができました。
病院に到着して内診してもらいましたが、まだ子宮口も2cm程しか開いていないとのこと。まだ生理痛ぐらいの痛みしかなかったのですが、破水しているのでとりあえず入院して様子をみることに。
入院するとすぐ感染症予防のための飲み薬を飲むよう渡されました。
午前7時頃主人が到着。しかしまだまだこの時は陣痛は来ておらず、いたって普通に主人と会話をするなど余裕がありました。
朝食のあと、助産師さんから「たくさん歩くと進みがいいから旦那さんと少し外でも歩いてらっしゃい」と言われました。「病院の中なら安心だけど外?!」と最初は心配でしたが、主人と二人で散歩ももうなかなかできないだろうと思い、昼食のあと主人と二人で散歩に出掛けました。
病院から近くの駅まで歩くと15分くらいでしたが、7月で暑かったので涼しい駅ビルまで行こうということになり、駅ビルまで車で向かい、駅ビルの中を歩くことにしました。
駅ビルに着いたら9階建ての最上階までエレベーターで登って、1階ずつ階段で降りながらフロアを見てまわりました。
この時もはじめよりは痛みは強くなっていましたが、まだ定期的な痛みではなく強めの生理痛ぐらいの痛みでした。
結局一時間くらい歩きましたが陣痛がすぐに来ることもなく、病院へ戻りました。そして夕食のあとその日はそのまま就寝。主人も泊まっていってくれました。
このまま陣痛が来るのかどうかと心配で、なかなか眠れませんでしたが、その日の午後11時頃から不規則な痛みが始まりました。まだ間隔は定まらず10分だったり20分だったり。その後もうつらうつらしながら朝を迎え、破水から一日経った39週0日の午前7時過ぎ頃には痛みの間隔が規則的な10分間隔になっていました。
その後助産師さんに内診してもらうもまだ子宮口4cm。すると助産師さんから「破水から24時間以上経っているし、もしかしたら促進剤を使うか帝王切開になるかもしれないか、朝ごはんは念のため食べないでね。このあと先生の回診があるので、そのとき先生と相談しましょう。」とのお話しが。
その後先生の回診があり、「子宮口4cmだけど柔らかくなってきているから、促進剤を使って産みましょう。」と言われました。主人と二人で促進剤についての説明を受け、同意書にサインをしました。
そして午前9時過ぎに点滴にて促進剤の投与を開始。すると15分くらい経ったところで促進剤が効いてきたのか痛みの間隔も狭まり痛みの強さも強くなってきました。そのまま10分おきに促進剤を増やしていき、促進剤を投与して一時間半後くらいにはあっという間に子宮口全開に。
この頃は痛みが来ると全身に力を入れて息を止めないと耐えられないぐらいでした。ものすごい痛みが襲ってくる中、助産師さんから「お腹の方を見て、ゆっくり息をして」と言われなんとか頑張ることができ、午前11時15分に無事出産できました。
促進剤の利きが良かったのか、投与して二時間で出産することができましたが、すごいスピードでどんどん痛みが強くなっていったため、気持ちも追い付かなくてとても痛かったです。

後輩ママへのアドバイス

出産は本当に人それぞれ、一人目と二人目でも全然違ったりと予想できないことばかりです。
でも終わってみるととても良い思い出になって、不思議と「また産みたい」と思ってしまいます。
出産までドキドキしますが、二度とできない体験とおもって記憶にしっかり焼き付けてもらいたいです。

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