任務完了! 陣痛の中仕上げた遠足弁当
出産予定日まであと2日と迫った日の夜中、背中と腰の痛みで目が覚めました。
当時寝ていた布団が薄くて硬かったので、そろそろ買い替えかな?などと思いながら、とりあえずトイレを済ませました。が、
「あれ?お腹が張ってる?」
そこで初めて、陣痛が来たかも?と気づきました。
その3日ほど前に、前駆陣痛で慌てたので、とりあえず時間を計ってみることに。
時間は午前1時ごろ。
経産婦なので、一般的に陣痛の間隔が15分間隔になれば、病院に向かいますが、私の場合、病院まで車で30分と、少し距離があったので、
「20分間隔になったら来てね」
と言われていました。
この頃の痛みの強さは、ひどい生理痛より少しひどいくらい。痛みの感覚は30分弱くらいでしたので、
(まだ大丈夫だな・・・)
と次の陣痛を待っている間に、なんと、眠ってしまいました!
再び、腰痛で目が覚めたのが2時半ごろ。
寝てしまった自分にとりあえずビックリ。
さすがにいけないと思い、今何分間隔なんだろう?と、時間を計ってみるも、次の痛みを待つまでの間に、またもウトウト・・・。
はっと目が覚めたのは、4時ごろ。
妊婦は眠いものですが、陣痛が来てこんなに寝る人も居ないだろうと、激しく反省しましたが、実はこの日は長女の保育園が遠足の日。
(今ならまだ、お弁当が作れるじゃないか!)
陣痛間隔は15分~20分。
すぐに作って病院に連絡しても、この感じはまだ大丈夫!
着替えを済ませ、入院バッグを用意して、5時ごろキッチンに下りると、超早起きの義父はもう起きていて
「今日はえらく早いね!」
「長女が遠足なもので・・・」
陣痛が始まってるなんてバレたら、大騒ぎになるので、とりあえずごまかしました。時折、グッと締め付ける痛みを、深呼吸で逃しながら、オムライス、ミートボールなどのお弁当を簡単に作って、朝6時。
これで思い残すことはありません!
主人に、陣痛が始まったと告げ、長女も連れて病院へ。
その時点で陣痛の間隔は10分ほど。
でも夜中から陣痛が始まっていたとは、病院にも主人にもなかなか言い出せず(笑い)
陣痛がそれほど強くないので、まだ産まれないだろうと、主人が長女を保育園に連れて行き、そのまま職場に向かっている最中に、陣痛が突然ピークに!
入院から2時間弱、一回のいきみで超安産で出産しました。
もちろん、主人は立会い間に合わず、申し訳なかったと思っています。
私のように、陣痛の痛みがさほど強くない人もいます。
私は間に合って良かったですが、やはり陣痛を感じたら、自分も周りも余裕を持って動きたいと思うので、早めに産院に連絡を取って、指示を仰いだほうがいいと思います。
反面教師にしてください(笑)