出産当日(陣痛〜分娩まで)の体験談

旦那の支えに感謝です。

こぴろままです。

出産当日は朝からお腹が痛く、ずっと便秘のようなお腹の張りがありました。何度もトイレに行っては、何も出ないまま戻るということを繰り返していました。その時は気づいていませんでしたが、今思えば陣痛の開始だったみたいです。

自分の感覚的には1時間置きぐらいに痛みが起こるようで、パートもお休みで旦那も家にいたので普段通りの生活をしていました。41週目に入っていたので、旦那もかなり体を気遣ってくれていました。朝から続く腹痛と腰痛に、マッサージを何度もしてくれていました。

夕方ぐらいになると、1時間に一度くらいに感じていた痛みの間隔が、どんどん短くなってきており、1分ぐらい続く痛みが30分おきにやってきていました。今日の悪阻は激しいな、とその時は感じていたと思います。ご飯を頑張って食べたあと、また痛みを感じトイレに行くとかなり出血していました。これは・・・!と思い、這いつくばりながら旦那のもとへ行き、救急車を呼んでもらい、出血量がかなり多かったため処置室へ運ばれました。

そこで初めて朝から陣痛と闘っていたことが分かりました。子宮は初めまったく開いてなかったので、処置室でただ痛みに耐える時間が続きました。力んじゃだめ、という言葉に、これが力まずにいられるか!と怒りを感じたのを覚えています(笑)

ただ、旦那を見るとわたし以上に不安そうな顔をしており、今にも泣きそうな顔で笑って、
「大丈夫、大丈夫よ。」
と言いながら、ずっとそばにいてくれていました。痛みに冷静さを失いそうになっていましたが、その顔を見て、赤ちゃんともうすぐ会えるんだな、という喜び、そして初産だったのでとてつもない不安を感じました。

子宮が開きにくかったためすぐに出産とはいきませんでしたが、陣痛がもうずっと続いているように感じ始めたとき、分娩室に運ばれ、もうすぐなんだと思いました。

助産師さんたちが何か言葉をなげかけてくれていましたが、もうほとんど何にも頭には入ってきません。唯一隣で声をかけてくれていた旦那が
「深呼吸。」
「まだ力んじゃだめ。」
「大丈夫よ。大丈夫。」
と言っていることだけは聞こえ、どうにか指示に従うことができていました。

「もうすぐだよ。力んで!」
という助産師さんの言葉で、血管が切れそうなほど力んだあと、赤ちゃんの産声が聞こえました。

意識がもうろうとする中、旦那が
「終わったよ、頑張ったね。頑張ったね。」
と頭をなでてくれました。

2776グラムの可愛い女の子です。

家族は遠方ですぐには来られず、そばにいてくれたのは旦那だけでした。本当に、旦那の声が支えてくれたと思います。心から感謝しています。

そして、後日談ですが、旦那がしてくれていたマッサージは陣痛促進マッサージでした。旦那が自己流でしてくれていたマッサージで赤ちゃんが押されて慌てて出てきたみたいだね、と今では笑い話です。

後輩ママへのアドバイス

出産は本当に不安です。初めてのことならなおさらです。出産は命がけと言われるように、一歩間違えば母子ともに命を落としかねません。そんな不安でいっぱいの時、誰かがいてくれるだけで少し安心できるはずです。旦那さんでも、ご家族のだれかでも、そばで立ち会ってもらうことができたら、不安な気持ちも少しは減少するのではないかと思います。本当に出産中は余裕がないため、力むなという看護師さんたちに「うるせえ!」と言いそうになったりするので気を付けてくださいね(笑)

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