出産当日(陣痛〜分娩まで)の体験談

とにかく「痛い」!!!!!

病院へ到着したのは、朝の9時前。
月曜日でした。

お腹はほのかに痛い程度で、間隔もマチマチ。。

深夜に破水をしたかもしれないので、
朝一番で診察してもらいました。

やはり破水をしており、お薬をもらって飲み、そのまま入院することになりました。
このときはまだ、普通に話せて普通に歩けました。
「そうそう指輪外しとこう!」と結婚指輪を外しておきました。
この判断は正解でした。
みるみる陣痛は強くなり、耐えるのに必死でした。


それでも、10時過ぎくらいに助産師さんに促され、
付き添いで来てくれていた主人と一緒に廊下を歩いたり階段の上り下りをしました。

もうすでに陣痛の痛みは強くなっており、たった数歩歩くのもすごく辛く感じ
普段ならあっという間に移動できる距離が長い長い距離に感じられました。

すぐに諦めベッドに戻り横になりましたが、どんな姿勢を取っても痛くて辛かったです。
たぶん、違う姿勢になった方が楽な気がすると思っていても、
一度取った姿勢から動くことすら難しいほど痛いのです。

周囲では何事もないように時間が過ぎていき、平然とランチが運ばれてきました。
もちろん私はそれどころではありません。

でも、この先何時間後に生まれるかなんて誰にもわからないので、
体力をつけるために食べて!と言われ一口挑戦しましたが、
食欲もわかないし、むしろ吐きそうな感じでした。

それでも、なんとかフルーツを少し食べました。

残りは、隣で主人がおいしそうに食べていました。

それからは、もう動くことも話すことも出来ませんでした。
何時なのか、どんな状況なのかわかりません。
とにかく痛みに耐えるしかありませんでした。

病室から、陣痛室へ移動することになりました。
もちろん移動中も陣痛はきます。
何度も歩けずにしゃがみ込んで、少しずつ移動します。
他の患者さんが通りますが、恥ずかしいとかそんな気持ちにすら一切ならないくらい
とにかく痛い。

そして、やっとのことで陣痛室にたどり着きました。
陣痛の逃し方を助産師さんが教えてくれます。
腰の少し下、お尻の辺りに手で押してもらって呼吸のタイミングも
教えてくれました。
でも、手で押してもらっていないとうまく出来なくて本当に難しかったです。

すでに主人は、どうしていいかわからず部屋の隅で固まっていました(笑)

陣痛のピークでは、ランチで食べたフルーツを吐きそうで気持ち悪くなりました。
さらに、前日から便秘でそのためにお産が進みにくいと言われ浣腸もしました。

もう何がなんだかわからない、感覚でした。

とにかく早く産まれて楽になりたいという一心でした。

浣腸後、すぐにお産は進み分娩室へ移動しました。
この時も、すぐ隣の部屋なのにとてもとても遠い距離に感じました。

なぜ自力で移動しなければならないのか、と思いつつも言われた通りに
動くことで精一杯でした。

助産師さんの指示に従って、イキんだり呼吸をしたりとにかく必死でした。
そして、スムーズに進み
「頭がみえてるよ!」と言われた後に、
先生がやってきて会陰切開をされました。
痛みは全く感じませんでした。

そして、次のイキみに合わせて助産師さんが、
赤ちゃんの肩を抜いてくれて、一気に出てきました。

感動よりも先に、「やっと痛いの終わった〜」とホッとしました。

その後、胸に赤ちゃんを乗せてもらい初めての抱っこが出来ました。
「幸せ」でした。

後輩ママへのアドバイス

私の場合、出産の方が楽だと感じました。
陣痛が痛くて痛くて本当に辛かったです。
この直後は、もう2度と出産をしたくない。と思っていましたが、
娘の成長を間近でみているとやっぱりもう一人ほしいな。と思うようになりました。

陣痛、出産は本当に痛くて大変だと思いますが、我が子を本当に可愛くてたまらないです。
不安も大きいと思いますが、頑張ってください!

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