出産当日(陣痛〜分娩まで)の体験談

前駆陣痛かと思いきや

神奈川の実家へ里帰りをして予定日を4日後に控えた深夜。

出産前に無性に食べたくなったスイカをその日も夕食後に大量に食べ、ただでさえ近くなっていたトイレがさらに近くなり、1時間おきのトイレタイムの中、少しお腹や腰がズキズキし始めたのに気がつきました。特に耐えられない痛みではなかったので、ああこれが前駆陣痛かと思いながら、たまに陣痛アプリで間隔をはかりつつ、うとうとしてはトイレに行くの繰り返し。

普段生理痛が全くない私は、陣痛を経験するにあたりどのくらいの痛みなのかネットなどで調べたりして、生理痛や前駆陣痛など比べ物にならない痛みや、出産を経験済みの友達からも尋常じゃなく痛いと聞いていたので、ビビりながらもその時を待っていました。

そして結局その日はきちんと眠れず、家族も起き出した朝方、再度トイレに行きアプリで間隔をはかり、おや?となりました。不規則ではありましたが間隔が5、6分程度になっていたのです。

しかし前日同様、そこまでの痛みではなく、もしかしたら帰されるかとも思いながらも産婦人科へ電話し、軽くパンを食べてから家族に送ってもらい病院へ行き、午前7時ごろ助産師さんに子宮を見てもらいました。

すると既に子宮が5、6センチ開いていると言われそのまま入院。その時は岐阜に住んでいたため、旦那にすぐに電話し新幹線で向かってもらい、助産師さんからも順調だからこのまま自然に任せてご主人の到着を待ちましょうとなりました。

習ったゆっくりふーっと息をはいたりする方法を試しながら、そのまま普通に耐えられる陣痛に友達や親とラインをしつつ、のんびりと過ごしていたら、いつの間にか9センチまで開いており、助産師さんにも子宮柔らかいのね、痛くないの?と驚かれつつ、昼食まで軽く食べさせてもらい、そこでやっと痛みが頂点へ。

なかなか破水しなかったため、破水補助をしてもらい、最終的に間に合った旦那を気が散るからと外に待たせ、午後2時ごろ分娩室へ。その日は他の人と出産がかぶらず、助産師さんが3人がかりで至れり尽くせりな感じで汗を拭いてくれたり、水分をとらせてくれたりと、旦那が立ち会わなくても全然余裕でした。

いきみ方がいまいち分からず、自分なりに頑張りましたが元々体力もあまりないため最終的には吸引分娩で赤ちゃんを出してもらいました。分娩中は痛いよりも疲れたが勝ち、赤ちゃんが生まれた瞬間も体力の限界を突破しており、いつの間にか目の前に我が子登場!という感じで、朦朧とした意識と力の完全に抜けた状態での我が子との対面で、全然実感が湧きませんでした。

生まれたあとは旦那が抱っこしたり、写真やビデオ撮ったりとしてるのを横目で見ながらやっと眠りについたのを覚えています。

思っていたよりも陣痛が全然痛くなかったので、痛みに強いのね、静かなお産だったわと助産師さんにも言われた拍子抜けの出産でした。それでもやはり分娩時はそれなりに痛かったです。

後輩ママへのアドバイス

陣痛の痛みは人それぞれみたいです。あまり怖がらず、可愛い我が子に会える日を楽しみに待ちましょう。

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