帝王切開での出産を経験して

妊娠中はずっと逆子だったため、予定帝王切開でした。そのため前日の昼から管理入院となり、血圧や採血、赤ちゃんの様子の確認のためNSTをとったりしていました。
前日の夜からは食事が禁止、朝からは飲水も禁止となり、しかも腸閉塞予防のために浣腸もするため、特に当日の朝はあっという間に時間が過ぎました。帝王切開開始1時間前に術後管理が出来る部屋に移動し、点滴を開始。このとき自然分娩で陣痛中の方もいたため、その方に合わせて帝王切開をすることになっていたのですが、予定よりも子宮口の開きが悪いということで予定より10分早めて帝王切開をすることになりました。
部屋はよくテレビで見るような手術室で、手術台には自分で寝転びました。その後局所麻酔を背中から打つため横になりましたが、この局所麻酔が怖くてなかなか力を抜くことが出来ず、助産師さんに手を握ってもらっていました。実際に麻酔を打った瞬間は痛みを感じましたが、効きが早いためすぐに痛みは無くなりました。
その後はされるがままでしたが、医師からも「もうすぐ会えるよ」と声を掛けてもらえていたので楽しみにしながら進んでいきました。手術開始20分後には我が子の産声を聞け、手術のためすぐに抱くことは出来ませんでしたが、麻酔は下半身だけだったので手を触ったりすることは出来ました。30分ほどで切開部分の縫合が終わり、その後は術後管理できる部屋へベッドで移動しました。戻る途中旦那さんや両親とも会え、部屋へ帰ってからは産後すぐの子供の写真や動画を見せてもらい、ゆっくりとした時間を過ごすことが出来ました。