出産当日(陣痛〜分娩まで)の体験談

鬼の形相で天使を産みました。

赤ちゃんを授かってから、幸せな時間を過ごしていました。しかし突然きたひどい悪阻。悪阻が落ち着いた頃はお腹がでてきて苦しくなり...あっという間に予定日の1週間前になりました。この頃は、いつ陣痛がきてもいいようにお産の予習もばっちり!息の吐き方、息むタイミング全て練習してパーフェクト。助産師さんに上手ね!って褒められるかな?なんてワクワクしてました。

そしてついにやってきました。まずはおしるしから。私はお風呂に入ってる時にうっすら赤いおりものがでてきました。これはおしるしだ!と思い、出産に向けてすぐに寝ることにしました。しかし、陣痛らしきものもきて、中々熟睡できず。携帯片手に間隔を計り、なんとか朝を迎えました。私の通っていた産院は初産は10分間隔になったら病院に行くことになっていました。朝の時点でまだ15分。陣痛に耐えながら朝ごはんをしっかり食べました。間隔が12分になった頃、我慢できず病院に電話をしました。来てくださいと言われたので主人と産院へ。すぐに陣痛室に通されモニターをつけました。その間も陣痛が痛くて悶えてました。子宮口を確認しますと言われ助産師さんが確認してくれましたが...これがとてつもなく痛い!助産師さんに、お昼過ぎくらいにお産かなぁと言われ、この痛みがまだ何時間も続くの?!と愕然としました。陣痛室でお昼をすませ、子宮口をチェック。分娩台へ移動しました。主人も呼ばれいよいよ出産!...と思いきや中々赤ちゃんは出て来ず。痛いー!痛いー!うわー!って叫ぶと先生と助産師さんに怒られる始末。褒められるどころではありませんでした。あともう少しのところで会陰切開。これ、凄く怖かったんですが、陣痛の痛みの方が痛くて切開の痛さはわかりませんでした。そして赤ちゃんが産まれました。産んで最初の第一声は「終わった......。」あの痛みからようやく解放されホッとしました。そして赤ちゃんが無事生まれた幸せな気持ちでいっぱいになりました。

産後落ち着いてから主人に出産立ち会って感動した?と聞きました。すると主人ら「感動したよ。でも君のあの鬼の形相は凄かったよ!鬼から天使が産まれたね。でもあれ以上の感動はないな。ありがとう。」と言ってくれました。出産は女性の人生の中で最大の戦いです。辛いし大変だけど女性はこれに耐える力を兼ね備えています。怖がらず、赤ちゃんに会えることを楽しみにこれから出産のママ達には頑張ってほしいです。

後輩ママへのアドバイス

とにかく私は水分を欲しました。しかし陣痛中は痛くて院内の自動販売機にいくのも辛いです。前もってペットボトルの飲み物を何本かもっていくことをお勧めします!

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