切迫早産からの妊娠超過で促進剤での出産。
切迫早産で1ヶ月入院していたのに妊娠超過でまた入院。
そして、促進剤の投与が始まり2日、やっと夜に陣痛が来ました。その日はお願いして病室に帰らず陣痛室に泊まりました。
何にも耐え難い変な傷み、または違和感の最上級がずっと出産まで続きました。そこから食欲は無くなりました。
その日は一晩中、1分1秒眠れませんでした。真夜中、横になったりベッドの上で座ったり痛みに絶えながら時を待っていると生温いものが下半身に感じたと思ったらびしょびしょになっていてこれが破水でした。
そこから違和感の最上級という例えは出来ないくらい傷みが勝ってきました。
次の日、促進剤をして3日目、寝ていないのにずっと叫んでました。寝てない、食べてないでよく叫ぶ体力あるなー、と思いましたが叫ばずにはいられないくらい辛かったです。
この時、胎児の頭が尾骨の近くにあり、私の場合はお腹というより尾骨の辺りがとても痛かったです。気持ち的には尾骨が裂けてそこから出てくるんじゃないかと思うくらい。笑
そんな時間が夕方迄続きました。
途中、助産師さんに出産を進ませるためトイレまで歩こう!と言われ、ベッドから降りるのさえ辛いのに歩けない…と伝えると、痛いだけだから大丈夫ー♪さあ、歩こう!!と言われトイレや部屋を歩かされました。優しかった助産師さんが鬼に見えました…。
そして、傷みがどんどん増してきてやっと子宮口が空いて、その頃には体力も限界。
踏ん張って良い頃には違和感があったものの傷みは無くなっていました。
踏ん張らない時は少し寝落ちしてました。笑
そして踏ん張るときはまた起きて踏ん張ってを繰り返し助産師さんから先生に変わってもらってからは早かったです。
すぐ産まれました。
そして、まだ洗っていないタオルで拭いただけの子供を胸に抱かせてもらいました。疲労感がMAXなのにも関わらずとても幸せに感じました。そのあとは計測などでしばしお別れ。そのあと、処置中は意識なく寝ていました。
出産は本当に得たいの知れないものです。
陣痛があっても子宮口が開いていなければゴールが見えないし耐えなきゃいけないし食欲もなくなるくらい辛いです。
しかし、出産を終えて我が子と対面したらそれは一瞬だったと思ってしまいます。
それほど我が子に会ったときの幸せは大きいものです。