陣痛促進剤でスピード出産
2人目の出産です。私の骨盤の大きさに対して、赤ちゃんが大きめだったため、予定日になっても陣痛の兆候がなければ、予定日当日に入院し、計画分娩しましょう、ということになりました。出産予定日当日、朝8時半に入院手続きをし、パジャマに着替えて、内診をしたところ、この時点で子宮口は2センチでした。10時から、陣痛促進剤を1時間おきに一錠ずつ服用を始めました。12時ごろには、腰をさすってもらわなければ耐えられないような良い陣痛が来てくれたので、このまま本陣痛を待とう、と服用を止めると、陣痛は遠のいてしまいました。しかし、ちょうどお昼ごはん時だったので、弱まった陣痛はありがたかったかも知れません。この時点で子宮口4センチ。モリモリ食べて、また13時から服用開始しました。ヒルナンデスを見て、ミヤネ屋を見て、全くのんびりした午後です。こんなんで本当に今日生まれるの?と思い始めて午後の内診をした時、子宮口はもう6センチだから、強めにほぐすね〜、と先生が言って指で押した瞬間、バチン!とお腹の中で風船が割れたような音がして、破水しました。その瞬間から本陣痛が来たのです。内診台から介助がないと降りられない痛み、間隔はいきなり一分。とにかくトイレで大と小を慌てて済ませて分娩室へ行きました。そこから20分で生まれてしまいました。助産師さんは親身でとても話しやすく、誘導がとても上手でした。先生も会陰の切開や縫合を素早く上手にしてくれたおかげで、縫合後の痛みも軽く済んだと思います。
1人目のとき、赤ちゃんが骨盤に対して大きく、恥骨結合離開という症状にみまわれ、陣痛が吹き飛ぶぐらいの痛みに三ヶ月間ぐらい苦しみました。しかしどうしても2人育ててみたい思いがあり今回2人目に踏み切りましたが、正直、またあの恐ろしい三ヶ月に涙を流すのではないかと気が気ではありませんでした。しかし、先生や助産師さんに親身になっていただいて、姿勢などを工夫し、信じられない安産で終えることができました。今回を経てみて、心配な点や不安材料をどんどん訴え、親身になってくれる先生を選び、自分が産むのだから自分で良いお産にしよう、と楽しく取り組んでみるのも良いのではないかと思います。