ママとパパになった瞬間

私は予定日より早く、38週4日で出産となりました。
正産期に入るともう毎日がドキドキで、早く産まれておいでね〜とお腹に語りかけていました。
おしるしはいつかな？と思っていましたが、私の場合は前日からの前駆陣痛が始まりでした。出産当日は、義母義父と一緒に産院へ向かいました。義母は3人も出産経験があり、支えてもらいながら「いよいよママになるときだね！大丈夫よ、あっという間だから。お母さんは強いんだから。」と全力で励ましてくれました。産院に着いて陣痛に苦しんでいるときも、「痛かったら声出していいのよ！」と言って腰を強くさすってくれていました。心強く嬉しい気持ちと陣痛の痛さで泣きそうになりましたが、母性でしょうか、無事に産んでみせる！と強く思う自分がいました。
仕事を早く切り上げた主人が駆けつけてくると、また安堵感で涙が出そうになりましたが、主人は落ち着いて励ましてくれました。私の気を和らげようと音楽をかけてくれたり、適当に話しかけてくれたり。主人も実は少しおどおどしていたと思いますが、心のどこかでパパになる気持ちが高まっていたと感じます。
そしていざ出産のとき、主人は立ち合いに。私は嫌がりましたが、最終的に立ち会ってくれて本当に良かったと思っています。主人が立ち会ってくれたから、この痛い出産も乗り切れたといっても過言ではありません。主人も今までで一番感動したと言ってくれています。
二人の宝物が目に見えた瞬間、ついにママとパパになったんだと感動で涙が溢れました。