陣痛の痛みは別格！感謝の１日となりました

出産までの人生において、たくさん怪我をし、その度に痛みに耐えてきた経験があったので、陣痛・出産にも耐えられるだろうと思っていましたが、陣痛の痛みは別格でした…陣痛かな？と、お腹の痛みを感じるようになったのは出産の約１日半前。PM１１時頃いよいよきたな！と、陣痛アプリで計測するものの、痛みは３０秒で治るときもあれば、１分続くときもあり…間隔もバラバラで、明け方ようやく１０分間隔になりました。病院へ電話をかけると、６〜７分間隔になるまでは自宅で待機していてくださいとの指示が。その後もなかなか間隔が縮まらず、お昼過ぎに８分間隔になった時点で再度病院へ連絡、入院支度を持って受診しに行きました。病院に着き内診を受けましたが、子宮口の開きはゼロ…１度帰宅しても良いと言われましたが、迷わず入院を志願。その痛みで自宅に帰るという選択肢はありませんでした（笑）入院したものの、だんだんと陣痛の間隔が広がり始め前駆陣痛の疑いが…付き添ってくれていた主人と母も１度帰宅。１人になると急に心細くなり、こんなに痛いのに陣痛じゃないの？と、泣きそうな気持ちでした。
すると夕方頃からまた間隔が縮まり始め、そこから１人での闘いが…陣痛がくる度に握りしめていたタオルを振り回しながら痛い〜と叫び、見回りに来てくれた助産師さんには何度もしっかり呼吸をしてください！と、怒られました…
陣痛の痛みは腹痛はもちろん、腰をハンマーで殴られているような鈍い痛み、そして両足がもぎ取られていくかのような足の付け根の痛み…とにかく痛かったです。
陣痛再開から約６時間後にようやく子宮口が5センチ開き、早めに分娩室に移動することに。立会い出産を希望していたので、夜中でしたが主人に電話をして来てもらいました。分娩室で主人を見たときは心強く思いましたが、いざ陣痛が始まると痛みで余裕はなく、いきみ逃しを手伝ってくれている主人にも大声で違う！違う！と、指示していました。
子宮口が１０センチ開いたよ！と言われたときにはもう出産が終わったような気持ちになり、痛みを堪えることしかできなかった状態から、いきむときには力を入れていいという状態になり、みるみる力が湧き出てきたような気がします（笑）そして勢いよくいきみすぎて会陰は裂けていましたが、そんなことはわからないくらい必死でした。
陣痛がきていないときは、もうすぐ赤ちゃんに会える！赤ちゃんも頑張っている！と思うものの、陣痛が始まるとそんなことを思う余裕はなく、とにかく叫んでいました。そんな状態でも常に頑張りましょう！と声を掛け続けてくださった助産師さんと立ち会ってくれた主人には感謝しかありません。
赤ちゃんが生まれた瞬間は本当に出てきたの？と、実感がありませんでしたが、元気な泣き声を聞きホッとしました。元気に産まれてきてくれて有難う！と思うと同時に、こんな大変な思いをして産んでくれた母に感謝の気持ちでいっぱいになりました。