陣痛からお産まで

３９週の検診時、私は高血圧がひどく（上は１５０下は１００超え）尿蛋白もずっとプラスであったことから妊娠高血圧症と診断されました。とりあえず自宅で毎朝昼晩と血圧を測り、毎回１６０を超えるようなら連絡をくださいと言われました。その日、血圧計を買い測ってみたものの、毎回１６０越え・・・。病院に電話すると今すぐ来てくださいと言われ、そのまま管理入院となりました。それが予定日3日前のことです。お医者様からは、予定日までに陣痛が来なければ、母体のことも考え陣痛促進剤を使ってお産となります、と伝えられ病院での夜を迎えました。「明日夫に着替えを持って来てもらおう」なんて考えていると腹痛が。便秘気味だったこともあり、特に何も思いませんでした。が、その痛みが段々強くなって行き、とりあえずお手洗いに行きました。座ると何かがポタポタ垂れてきて「え？！」と慌てて見てみると鮮血が！怖くなって助産師さんに伝え、ベットで横になっていると痛みの感覚が短くなり、痛みも大分強くなりました。診察してもらうと子宮口が２センチとのこと。それからは陣痛室で痛みと一人で戦いました。その５時間後、子宮口は９センチになり、すぐに分娩室へ。何回もいきんでみるも、赤ちゃんは頭でつっかえて出てきませんでした。体力が限界に達してきたところで、血圧異常の警報が止まらなくなり（私の）、お医者様登場。私自身危険な状態であり赤ちゃんも苦しそうとのことで、急遽吸引分娩になりました。痛みは壮絶でしたが、赤ちゃんの泣き声を聞いたときはその痛みも吹っ飛ぶほど感動しました。