出産当日(陣痛〜分娩まで)の体験談

産声を聞いた瞬間の感動は言葉にならない

陣痛が10分間隔を切ってから入院しました。里帰り出産だったので母が付き添いで陣痛室におり、電話で旦那を呼び出しました。仕事中で遠方だったせいもあり到着するまで4時間くらいかかりましたが、この時私は不安から早く旦那の顔が見たくて仕方ありませんでした。
到着した頃には母に腰をさすってもらわなければ痛みに耐えられない状態だったので、すぐに旦那と交代し母は休むことに。しかし、旦那のさすり方が下手で母を呼び戻してもらいました…(笑)
母がさすり方を伝授し、交代ごうたいでさすってもらいます。しかしなかなか開かない子宮口…8時間経ってもまだ分娩室に移れず全員に疲労の色が見え始めました。私はこの頃から痛みで平常心を保っていられなくなったと思います。赤ちゃんも頑張ってるんだし痛いんだからお産の時は痛いって言わない!と密かに決めていたのですが無理でした(笑)内診される度に「いたーーーーい!!!!」と泣き叫び、ひたすらタオルやベッドの柵を握っていきみ逃しに耐えました。
15時間程経ってようやく分娩室に移動すると告げられたときは、嬉しさで思わず号泣してしまいました。しかし、既に破水はしていましたが子宮口が8cm以上開かず、分娩室で破膜という措置をとるとのこと。それによって陣痛を促すためすぐには産まれないと言われ、旦那や母、多くの助産師さんたちから「もうひと頑張り!」と励まされました。
その言葉通り分娩室に入ってからが本当の地獄でした。破膜させても赤ちゃんがなかなか降りて来ず…子宮口も全開にはなりません。なかなかいきみの許可が降りないことへの苛立ちと、この頃には疲れで腰を押す力が弱まっている旦那への苛立ち。あとどれくらい続くのかわからないこの状況に、精神がおかしくなっていたと思います。分娩台の上で暴れていたような(?)…正直このあたりの記憶があまりありません。後日旦那に、「もう辞めますー!って叫んでたよ」と言われました(笑)
子宮口が全開になってもまだ赤ちゃんが降りきっておらず、さらに耐えることに。しかし私があまりにも「いきみたい!!」と叫ぶので、助産師さんが指を入れ赤ちゃんを降ろし…先生に「じゃあいきんでみよう!」と言われ、5回ほどいきんだところで産まれました!
旦那は後半泣きっぱなしで、産まれた瞬間に大号泣。私はやっと終わった…という達成感から全く泣けませんでした~(笑)
だけど産声を聞いたあの瞬間の感情は、一生忘れられないと思います。本当に辛かったけど、それ以上に赤ちゃんに会えた感動は想像以上のものでした。

後輩ママへのアドバイス

今は恐怖で仕方ないと思いますが、その時がきたらもうやるしかありません!
いくら頭で考えてもその時にならないとわからないことがたくさんあるので、難しいとは思いますがリラックスしてお産に挑んで下さい。

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